健康レシピ12月 ちゃんと知りたい元気の秘密 10月  
 
ちゃんと知りたい元気の秘密
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ごはんでバランス献立
 アメリカ、特にニューヨークのビジネスマンの間では、日本食は健康な食生活に欠かせないものになっています。ところが日本では、日本食の基本の米の消費が減り、1日に1度もごはんを食べないという人さえいるようです。
 日本食のよさはごはんにあります。昔ながらの納豆、みそ汁などに合わせやすいのはもちろん、ハンバーグやカレーなどの洋風メニューや、マ−ボ豆腐やレバニラなどの中華メニューにもよく合います。ごはんを主食にすると、野菜、肉、魚など多彩な素材、さまざまな調理法のおかずと合わせることができ、栄養のバランスがとりやすくなるのです。
 また、パンやパスタのようにバターや油を使わなくてもおいしいので、食事を低脂肪、低エネルギーにコントロールすることができます。
 さらにごはんは、粒状であるため消化に時間がかかります。からだの中でゆっくり消化されブドウ糖になったあと、ゆるやかに吸収されていくので血糖値の上昇が遅く、体脂肪にとりこまれにくい。つまり、パンやパスタに比べてごはんは太りにくいのです。
 最近はおかずばかり食べてごはんは少しという、おかず食いの人が目立ちます。量が少ないとせっかくのごはんのよさが生かせません。1食に、女性130gくらい、男性180gくらいのごはんを食べるようにしましょう。
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