監修

広瀬統一

早稲田大学スポーツ科学学術院教授
広瀬統一ひろせ のりかず

早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科で博士課程修了(学術博士)。専門はアスレティックトレーニング、トレーニング科学ほか。早稲田大学で教える傍ら、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のフィジカルコーチ、日本体育協会公認アスレティックトレーナーを務める。

背中を鍛えて美しい姿勢に!

寝たままWTI

肩甲骨の動きを意識しながら腕を大きく動かすことがポイントです。
背中の筋肉を鍛えることで立ち姿勢が改善し、腕や肩の可動域も広がります。

この筋肉を
意識しよう!
腕を動かすときに背中の表面にある「僧帽筋」と深部にある「菱形筋」を意識しましょう。

左右の肩甲骨を引き寄せる

うつぶせになり、両脚を床から少し浮かせ、同時に上体を反らせる。胸と両脚を浮かせたまま両肘を背中の方へ引き寄せ、両腕で「W」の字をつくる。

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腕は真横に伸ばす 胸と両脚は浮かせたまま行う

胸と両脚を浮かせたまま、
両腕を真横に真っすぐ伸ばし、「T」の字をつくる。

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1~3 の「W」→「T」→「I」の動きを、10回繰り返しましょう。肩甲骨の伸びを意識 胸と両脚は浮かせたまま行う

胸と脚を浮かせたまま、今度は両腕を半円を描くようにして頭上に真っすぐに伸ばし、「I」の字をつくる。

「W」→「T」→「I」の腕の動きは、体より高い位置で行うように意識しましょう。腕が上体より下がってしまうと、肩甲骨周りの筋肉を鍛える効果が半減してしまいます。

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