乗り物酔いは子どもに多いのですが、おとなでも、睡眠不足や空腹、車内での読書、強い振動などの条件が揃うと発症することがあります。ただ、40代〜50代の方が感じる乗り物酔いのなかには、内耳機能の異常や自律神経失調症、うつ病などの病気が隠れているケースもあるので、まずこうした病気がないか、医療機関で検査を受けておきましょう。
特に病気がない場合は、下記の「乗り物酔いを防ぐ13カ条」の実践を。気にしすぎると、自己暗示で酔いやすくなるので、気持ちを楽にもち車内では楽しく過ごしましょう。
回答者:東京厚生年金病院 耳鼻咽喉科部長 石井正則