少しの工夫で肥満対策!食習慣
日々の忙しさから、朝食の欠食や夜遅くの食事など、食習慣が不規則になっていませんか。食習慣の乱れは、肥満の原因になります。肥満は、メタボリックシンドロームをはじめ、さまざまな生活習慣病のリスクを高めます。肥満を遠ざけて活力もアップできるように、自分の食習慣を見直しましょう。
肥満になりやすい食習慣を見直そう
肥満とは、体重が多いだけでなく、体内の脂肪が増え過ぎた状態のことです。特に内臓に脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」は、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心臓病など命に関わる病気を引き起こします。
肥満を防ぐためには、食事量(摂取エネルギー)を減らして、運動量(消費エネルギー)を増やすことが第一ですが、忙しいとなかなか実践しにくいもの。まずは食べ過ぎに気を付け、無意識のうちに肥満になりやすい食べ方をしていないか、普段の食習慣を見直してみませんか。
食習慣のポイント
ちょっとした心がけが、
太りにくい体づくりにつながります。
朝食抜きは、残り2食のどか食いや早食いのもと。1日3食、なるべく決まった時間にとりましょう。
夕食が遅くなる時は、夕方に軽食をとり、夕食はおかずやサラダだけにして、食べ過ぎを防ぎましょう。
早食いは満腹感が得られにくいため、食べ過ぎてしまいがち。よくかんで味わいながら食べましょう。
早食いは満腹感が得られにくいため、食べ過ぎてしまいがち。よくかんで味わいながら食べましょう。
食品の期限表示を理解して、食品ロスを減らそう
食品の期限表示は、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。消費期限は「食べても安全な期限」、賞味期限は「おいしく食べることができる期限」のこと。どちらも、未開封のまま記載されている方法で保存した場合の期限を示しています。賞味期限を過ぎてもすぐに捨てる必要がないことを知り、食べ物が無駄にならないよう心がけましょう。