後回しにしていませんか?心の健康
健康のためには体調管理はもちろん、心のケアも大切です。多くの人は日々何かしらのストレスを抱えながら生活をしています。適度なストレスはよい刺激になりますが、過剰なストレスは不眠やうつ病など、さまざまな病気の引き金となります。心の健康状態は目に見えないので、より意識的なケアが重要です。
体内時計を整えて心を元気に
「元気が出ない」「よく眠れない」といった体調の変化は、心が疲れているサインかもしれません。心が疲れているときは、生活のリズムが乱れてしまうこともしばしば。心を元気にする近道は、できるだけ規則正しい生活を送り、体内時計を整えることです。体内時計は、心の健康を保つために、最も重要な脳のメカニズムの一つ。体内時計が一定に働くと、私たちは心地よさを感じ、乱れると心身に不調が現れます。朝食を食べる、睡眠をしっかりとるなどして体内時計を整え、心の健康を保ちましょう。
心が喜ぶ元気の3原則
まずはゆっくり深呼吸!
できるものから取り入れてみて。
朝食をきちんと
脳と体を目覚めさせて体内時計の働きを助ける朝食。朝食を食べないと、イライラやストレスの原因に。
栄養バランスを意識する
元気が出ないというときこそ、栄養が足りているかをチェック。野菜や果物を積極的にとりましょう。
睡眠の質を上げる
夜食や寝酒は深い眠りの妨げに。就寝1~2時間前にぬるめの湯につかると、寝つきやすくなります。
楽しめる趣味を持つ
絵を描く、楽器を演奏する、野鳥を観察するなど、熱中できることをすると活力が高まります。
有酸素運動をする
1日20分程度を目安に。ウオーキングなど、体に酸素を取り込みながら行う運動がおすすめ。
ストレッチをする
呼吸を意識しながらゆっくりと。緊張していた筋肉がほぐれてリラックスできます。
バランスよく五感を刺激して、気分転換を!
パソコンやスマホの長時間使用などで、視覚からの情報が多くなりがちな現代。五感をバランスよく使うと、ストレス軽減に役立つことをご存じですか?
安らげる香りを嗅いだり、好きな音楽を聴いたり、肌触りのよい寝具を使ったりして、五感それぞれに働きかけると、リフレッシュやリラックス効果が期待できます。自分が心地よいと感じることを見つけて、気分転換に役立ててみてはいかがでしょうか。