虫歯や歯周病は、歯を失う2大原因です。特に歯周病菌は血液に入って体中を巡ると、全身の健康に悪影響を及ぼすことがわかっています。糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、肺炎など、歯周病と深く関わりのある病気はたくさんあります。

しかし、初期の虫歯や歯周病は、自覚症状がほとんどありません。痛みや出血などの症状が出たときにはかなり進行しています。

予防や早期治療、そして全身の健康のためには、「かかりつけ歯科医」を持って半年に一度、歯科検診を受けることが大切です。

かかりつけ歯科医は、いつでも気軽に行けるよう、自宅や職場の近くにあると便利。口コミやホームページ、住んでいる市区町村の保健センターなどで紹介している歯科医院を手がかりに、信頼できる歯科医を選びましょう。長く付き合えば、治療経過や体質などを把握してもらえるので安心です。

定期的な歯科検診では、正しい歯磨きの指導、歯石やプラークの除去をしてもらいましょう。口の中のチェックや歯のメンテナンスは、全身の健康にもつながります。

治療を始める前に、納得のいく説明を丁寧にしてくれる。

• 治療台で口を開けた状態での説明
• 患者の了解を得ずに治療を始める

歯磨き指導、虫歯や歯周病の説明・チェックなど、予防に力を入れている。

矯正やインプラントのほか、材質によって保険が適用されない場合も。治療前に、保険適用の有無、何にいくらかかるのかの説明がある。

• 歯は削ったり抜いたりすると元には戻りません。納得のいく治療説明、治療行為を求めましょう。
• インプラントは、メリットだけでなく、デメリットをしっかり確認してから行いましょう。