筋肉は緊張すると無意識に力が入り、伸びにくくなります。体の力を抜き、心を穏やかにさせ、鼻から大きくゆっくり息を吸い、口から細く長くはき、息をはき切ったところで自然に息を吸うイメージで繰り返します。目を軽く閉じて行うと、よりリラックスできます。
腕を肩の位置まで上げて前に伸ばし、左の手のひらを上に向け、親指以外の4本の指を右手で軽くつかみます。
左手の4本の指を、右手で引き込むように下に反らします。左右の指を入れ替えて同様に行います。
背筋を伸ばして顎を引き、腕を真っすぐ前に伸ばします。手のひらを上向きにして、グーとパーを交互に行います。グーは腕の筋肉が硬くなるぐらい強く握り、パーは指を反らして大きく開きます。
監修:長野 茂(フィットネス研究所・日常ながら運動推進協会 代表)