チェックにあてはまるものがあれば、
あなたの食生活を見直してみましょう。
食生活 偏っていませんか?
国民健康・栄養調査によると、野菜の摂取量はどの年代も1日の摂取目標である350gに達していません。特に20代は100g以上不足していることがわかります。一方、脂肪からのエネルギー摂取割合が適正比率を上回っている人が男性では4割を超え、女性は5割以上を占めています。
つまり、高脂肪の食事を摂取するようになり、野菜は不足している食生活を送っていることがわかります。
資料:「平成21年度 国民健康・栄養調査」(厚生労働省)
食事バランスガイドを参考にしましょう
「食事バランスガイド(厚生労働省・農林水産省決定)」は、1日の食事で「何を」「どれだけ」食べたらいいかを示したものです。食事バランスが悪いとコマは倒れてしまいます。コマの中の料理を基本にバランスを考え、料理例を参考にして自分なりに1日の料理を組み合わせて考えてみましょう。
不足しがちな野菜を補うために
野菜や豆、海藻類は、体の調子を整える栄養素に優れ、動脈硬化予防に役立つ食材。まずは、食物繊維やビタミンなどが豊富なおかずを1日1皿追加して、できるだけ毎食欠かさず食べることから始めましょう。
小鉢料理の野菜は約70g。だいたい、コンビニエンスストアのサラダ1つ分と同じくらいになります。
高脂質な食事を見直すには?
油脂の多い食事は、どうしても肥満の原因となってしまいます。なぜなら、糖質やたんぱく質は1gあたり4kcalですが、脂質は9kcalあるからです。メニューを少し気をつけて選ぶことで摂取エネルギーを減らすことができます。