春菊入りつくね焼き｜家族の健康ごはん

岩﨑啓子 いわさきけいこ

管理栄養士・料理研究家。栄養学に基づいたバランスのよい料理、手軽でおいしい、実践的な家庭料理に定評がある。雑誌、書籍、メニュー開発など幅広く活躍中。著書は『ゆる「糖質＆塩分」オフ！おつまみおかず』『作りおきでカンタン！おいしい！やせごはん』(ともに、日本文芸社)など多数。

❶ 玉ねぎはみじん切りにして片栗粉と混ぜ合わせる。春菊はさっとゆでて細かく刻む。れんこんも細かく刻む。

ひき肉、卵、塩、こしょう

❷ ボウルにひき肉、卵、塩、こしょうを入れ、粘りが出るまで混ぜる。①を加えてさらに混ぜ、6等分にして丸く平らに形を整える。

❸ フライパンにサラダ油を熱し、②を並べる。ふたをして中火で1～2分、弱火にしてさらに3分ほど焼き、ひっくり返して裏面も同様に焼く。

❹ 火を止め、混ぜ合わせたAを加え、③と絡める。器に盛り、水気を切った大根おろしを添える。

β-カロテンの含有量はほうれん草、小松菜より多いのが特徴。緑の色素はクロロフィルで抗酸化作用があります。独特の香りは、胃腸の働きを活発にするといわれています。

酢を使うことで、味にアクセントがつきます。バルサミコ酢（ぶどうの果実酢）は、ほのかな酸味とコクがあり、料理の風味づけにも一役買います。