なぜ断れないのか?
目的のない会議、無意味な慣例、形だけの付き合い、相手の都合を考えない時間泥棒…。断りたい、でも断れない!
このような状況は、角が立つことや自分の評価が下がることへの恐れ、そして「引き受ける」か「断る」かの両極端の思考に陥ってしまうことから生まれがちです。これらの心理が働いた結果、断れなくなってしまうと考えられます。
安請け合いせずに、交渉する
覚えておきたいのは、「引き受ける」と「断る」以外の選択肢。単に断るのではなく、実行可能な代替案を用意するのです。応諾できないことを謝罪した上で、「〇日ならできます」、「AとBのどちらを優先するべきですか」という具合に「交渉」するわけです。
ひとまずは保留し、代替案を用意してから返答するのもおススメ。安請け合いした結果、にっちもさっちもいかなくなっては本末転倒。そちらの方がよっぽど評価を落とすはずです。
断れば、相手も自分もハッピーに!?
断らないことは、一見すると相手のためのように見えるかもしれません。しかし、本当に断るべきときに断らないと、結果的に相手に迷惑をかける事態につながりかねません。自分の能力や現状に鑑みて適切に断ることは、お互いにとってよい結果をもたらすこともあると肝に銘じましょう。
とはいえ、断れない事態は誰にでもあるもの。自分なりのルールを設け、自分自身で決断していくしかありません。断るにせよ、断らないにせよ、ゆめゆめ無理はなさいませんように!
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