北海道や東北、北陸などの豪雪地帯では、建物や町が積雪を前提として造られていることが多く、除雪の設備も整っています。また、長くその地域に暮らしていれば雪との接し方を心得ているので、大雪が降っても適切に対応できます。
しかし、近年は雪の多くない地域でも突然大雪が降るケースがあります。そうなると、豪雪地帯ほどの積雪量にならなくても、電車が止まる、車が坂道で立ち往生するなどの問題が起こるため、報道でも降雪の数日前から大きく注意を呼び掛けています。
まず、車を使う生活環境であれば、冬用のタイヤをあらかじめ用意しておく必要があります。また、雪の少ない地域では少しくらいの雪では雪かきをする習慣がないため、雪が踏み固められ、道が凍って転び、ケガにつながることも。雪が積もったら小まめに雪かきをするのがよいでしょう。雪かき専用のスコップを用意するのがためらわれるなら、アウトドア用はいかがでしょう。コンパクトに収納できたり、クワやのこぎりなどの機能が付いて、キャンプ、園芸、地震や洪水などの災害時に使えるものがあります。
また、冬は空気が乾燥するため火事にも注意が必要です。自宅からの出火だけでなく、他の場所で起きた火災が延焼してくる可能性もあります。地震の二次災害として起こる火事も、冬場の方が延焼しやすく、特に木造の建物が多い地域(木造住宅密集地域)は危険性が高いため、自宅周辺が該当していないか調べておくことをおすすめします。また、自宅を出火元にしないためには、漏電火災を防止する漏電遮断器などの準備が必要です。
火事が発生したら、風の向きや強さを見て逃げる方角を判断します。日頃から天気の変わり目に強い風が吹くのを感じたり、天気予報で風の向きを確認したりして方角や風に敏感になっておくと、いざというとき役立ちます。


