大きさによって呼び方が異なるブリ。関東ではワカシ、イナダ、ワラサ、ブリとなり、関西ではツバス、ハマチ、メジナ、ブリとなります。 　イナダ、ワラサくらいから脂が乗り始め、血液サラサラ効果が高くなります。特に養殖物はさらに脂が乗ってサラサラ効果は高いそうです。 　鍋物に欠かせないネギは、この時期太くなって辛味より甘みが増します。ネギは特筆する栄養素はありませんが、漢方ではからだを温める効果がある野菜として風邪予防、冷え予防にはよく登場します。 　血液をサラサラにする効果も高く、ネギや魚介をつかった冬の鍋物は、「血液サラサラメニューの代表」といっても差し支えないですね。 　ブリはそのまま煮ると煮汁がにごり、魚の臭みも汁に出てしまうので、煮る前に、熱湯をかけたり、塩をふって臭みを取るように下ごしらえをしましょう。ネギは大きめに切ってじっくり煮込むほうがおいしくいただけます。