健康レシピ12月 ちゃんと知りたい元気の秘密 6月  
 
ちゃんと知りたい元気の秘密
image
歯周病予防
 歯と口の中の健康は、意外に軽く考えがち。虫歯などで痛みでもなければとかく放って置かれますが、歯と歯周の健康は、寿命と健康に密接に関係があります。歯を失うことで、からだに必要な栄養素がとりきれないばかりか、脳の働きや脚や腰の筋肉、体力にまで大きく関与してくるからです。
 歯を失う原因は虫歯ばかりではありません。一定以上の年齢になると、歯槽膿漏によって歯が抜けるというケースが増えます。歯と歯茎の間に歯垢がたまり歯石ができてくると歯間に隙間ができ、細菌が発生して化膿し、歯の根や周りの骨が壊され歯が抜けてしまうのです。
 歯槽膿漏をはじめとする歯周病の予防には、かむ回数の多い食品をとることも大切です。かむ回数が増えると歯の周囲の筋肉が刺激されて血液循環がよくなり、細菌に対しての抵抗力が強まります。
 かむ回数を多くするにはまず硬いものを食べること。とくに食物せんいの多いものは、かんでいるうちに歯の根元の汚れを掃除する効果もあります。
 肉や魚でも大きく切ってかむ回数を増やす、ごぼうやにんじん、乾物などのせんいの多いかみ応えのあるものを多くとる、間食などにも硬いせんべいやオートミールなど雑穀の入ったクッキーを選ぶなど心がけましょう。
image
戻る
image
image
image
image