健康レシピ12月 ちゃんと知りたい元気の秘密 2月  
 
ちゃんと知りたい元気の秘密
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脳卒中予防
 脳卒中は、脳の血管が破れたり(脳出血)、血管内が細く狭くなって血液がつまったり(脳梗塞)して、脳の組織に異常をきたす病気です。
 どちらも、脳の中の血管が高血圧や動脈硬化で硬くもろくなったり、内腔が狭くなっていたりするのが原因です。
 高血圧は、塩分のとりすぎ、飲酒、ストレス、肥満などから引き起こされます。1日に食事でとる塩分は10g未満が望ましいのですが、日本人の平均摂取量は11.4g(平成00年現在)。減塩が望まれますが、そうたやすいことではありません。
 減塩のための工夫としては、新鮮な素材を活かし、調理・調味しすぎない、汁物を1日に1回に抑え、麺類の汁は残す、酢やレモンなどの酸味やしょうが、にんにくをはじめとする香辛料を使って塩味を際立たせるようにする、などがあります。ナトリウムを体外に排泄する効果のある食物せんい、野菜やいも、果物に多いカリウムを多くとることもおすすめです。
 魚介や赤身の肉など脂肪の少ない良質の動物性たんぱく質は、血管を強くしなやかにし、脳卒中から守ります。いかやたこなどに含まれるタウリンにも血圧を下げる効果があります。
 また、ストレスも血圧を上げる大きな原因です。1日のストレスは早めに解消しましょう。散歩や適度な運動は気分転換にもなり、血圧の安定につながります。たばこやお酒も控えめに。
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