運動不足や生活習慣による悪い姿勢などで筋肉が緊張して硬くなると、関節の可動域が狭くなり、
体にさまざまな不調が生じます。「タオルストレッチ」は、筋肉の緊張による疲れや痛みを解消するのに効果的です。
気持ちよく筋肉をほぐして、スムーズに動ける元気な体をつくりましょう!
監修
NSCA認定パーソナルトレーナー 野口克彦 のぐち かつひこ
筑波大学大学院体育研究科で修士課程修了。アスリートから市民ランナーまで幅広くスポーツコンディショニング指導を行う傍ら、肩こり、腰痛などの予防・改善を目的とする運動指導を行うパーソナルトレーナーとして活躍中。
脚を出す、腰を落とす動作により、股関節まわりの筋肉の柔軟性が高められ、脚全体の筋力が刺激されることで、歩行力がアップします。
肩幅より少し広めの間隔でタオルを握り、脚を腰幅程度に開く。首の後ろにタオルを回し、右足を大きく一歩前に踏み出す。
息を吐きながら、ゆっくり腰を落とし、左膝が床に着いたら、息を吸いながら、ゆっくり立ち上がる。
上半身の姿勢はそのまま。脚の力で体全体を持ち上げるように立ち上がります。
首の後ろでタオルがたるんでいると、前屈みの姿勢になりやすく、腰を痛める原因になります。
腰を落とした後、息を吸いながら上半身を前に出した足の方向にひねる。脚の筋肉を刺激することに加え、ウエストのシェイプにも。
モデル=村川敦子 撮影=園田賢史 ヘアメイク=橋本京子
Copyright (C) 社会保険出版社 All Rights Reserved.