侮るなかれ!
本当は怖い「食べ過ぎ」

多くの人が経験したことがある、食べ過ぎ。実は繰り返すと万病を招き、取り返しのつかないことになってしまいます。

食べ過ぎた分のエネルギーは、使われなければ脂肪としてそのまま体内に蓄積します。この脂肪が内臓まわりにつくとメタボリックシンドロームを招き、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの病気を引き起こします。さらに放っておくと動脈硬化を悪化させて心臓病、脳卒中といった命を脅かす病気につながってしまうのです。

食べ過ぎを防ぐには?

つい食べ過ぎてしまうのは自分の意志が弱いからと諦めていませんか。まずは満腹になる体の仕組みを知り、対策をとることが大切です。

私たちが満腹になるためには、脳の視床下部にある「満腹中枢」への刺激が不可欠です。食べ始めてから満腹中枢が作用するまでにかかる時間は、約20分といわれています。つまり、その20分の間に食べ過ぎないよう、ゆっくり食べることがカギ。ゆっくり食べるためによくかむことでも満腹感を得やすくなります。

自分の食生活を振り返り傾向を知ろう

食べ過ぎないように意識してエネルギー量を控えめにしているのに、体重が減らないという万年ダイエッターは、食事のタイミングや食べ方といった、食事の量以外に原因がないか食生活の振り返りを。

また、健康にいいなどの理由で特定の食べ物ばかりを食べるのも要注意。栄養の偏りを招いてしまいます。いろいろな食材を少しずつ、満遍なくとるだけでも、栄養バランスを整えやすくなります。

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