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「ひざ痛」に効くストレッチ

運動不足の生活を続けていると、ひざ周りの筋力が低下してひざ関節の内側に過度の負担がかかります。この状態を放っておくと、関節の軟骨がすり減り、ひざ痛を引き起こす原因になります。ひざ周りの筋肉を伸ばして鍛えるストレッチで、ひざ痛を予防しましょう。

健康ストレッチを継続するためには、生活活動の一つひとつを見直してストレッチタイムに変えることが大事です。 特別な時間を取らずに、仕事や家事、生活活動に重ね合わせて行う「ながらストレッチ」なら気軽にでき、日々の習慣にしやすい利点があります。

ひざ裏伸ばし

ひざ裏伸ばし

足を伸ばしてひざを軽く押す

いすに浅く座ります。片足を前に伸ばしてかかとを床に付け、爪先を立てて、伸ばした足のひざの上に両手を軽く押し当てます。

上体を軽く前屈させる

背筋を伸ばしたまま上体を軽く前屈させます。

両手を爪先まで伸ばす

余裕があれば、両手を爪先まで伸ばします。足を入れ替えて同様にストレッチします。

ひざ水平上げ運動

ひざ水平上げ運動

足を伸ばしてひざを軽く押す

いすに浅く座り、片足を前に真っすぐ伸ばして、爪先を立てます。

上体を軽く前屈させる

ひざを伸ばしたまま、ゆっくり床と水平の位置まで上げ、爪先をできるだけ手前に引き寄せながら、ひざ頭に力を込めて10秒維持します。足を入れ替えて同様にストレッチします。

監修:長野 茂(フィットネス研究所・日常ながら運動推進協会 代表)

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