正しい睡眠編

よい睡眠は心と体を元気にします

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眠っている間、体内ではさまざまなホルモン等が分泌され、体内環境の調整をしています。心と体の健康に密接な関係がある睡眠が不足すると、自律神経のバランスが崩れ、不安やイライラを起こしたり、病気への抵抗力を弱めたり、生活習慣病を悪化させる要因の一つになったりします。

大切なのは、必要以上に長時間の睡眠ではなく、質のよい睡眠をとることです。毎日をハツラツと過ごすためにも、自分の睡眠について見直してみましょう。

生活習慣・睡眠環境を整えよう

必要な睡眠時間や快適な睡眠環境は、人それぞれ。自分の生活に合った方法から実践しましょう。

朝になると目が覚める、夜になると眠くなるなどといった生活のリズムを決めているのが「体内時計」。1日が24時間なのに対して、体内時計は約25時間のリズムで動いていますが、朝日を浴びることなどによって1日約1時間のズレをリセットしています。質のよい睡眠をとるためには、体内時計のリズムを乱さないようにすることが大切。そのためには光を上手に利用しましょう。

毎朝、一定の時間に朝日を浴びましょう。朝の光は体内時計をリセットさせ、1日の始まりを体に伝えます。

日中に太陽の光を浴びることで、夜に寝つきがよくなるといわれています。

強い光は、体を活動モードにする交感神経を刺激します。寝る前のテレビ、パソコンや携帯電話の使用は避けましょう。

ぐっすり眠るために効果的な生活習慣を身に付けることも大切です。
自分の生活習慣を見直して、できるところから取り入れてみましょう。

良好な睡眠環境を整えることも重要なポイントです。なかなか眠れないからといって、アルコールなどに頼らずに、まずは睡眠環境を見直してみましょう。

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