ロコモティブシンドローム編

ロコモティブシンドロームとは?

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ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、筋肉・骨・関節など運動器の機能が衰え、寝たきりや要介護になる危険性が高い状態のことで、略してロコモと呼ばれています。40代後半から衰えを自覚する人もいますから、将来の健康寿命を延ばすためにも、今からロコモ対策を始めましょう。

運動器の機能が低下
体を支えて動かす筋肉、骨、関節などの運動器の機能が1つでも低下すると全身に影響が。
移動能力が低下
運動器の機能低下から歩くことが困難になり、痛みも現れます(歩行障害)。バランス能力の低下によって転倒し、骨折することも。
寝たきり、要介護状態に
歩行障害が起こると普段の生活に介護が必要になり、寝たきりになることも。

当てはまらなくても、やせ過ぎ、または肥満、運動不足や、過度なスポーツ・ケガなどによる運動器の故障が、ロコモのリスクになります。

ロコトレで元気な足腰をキープ!

ロコモーショントレーニング(ロコトレ)は下記の2つの運動です。無理をせず、自分のペースで毎日続けることが大切です。

転倒しないよう、必ず机などのそばで行いましょう

膝の角度は、90度を超えない程度に。深呼吸に合わせ、太もも前後の筋肉を意識して行いましょう。

机に両手や片手をついて行います。

いすに座り机に手をつき、立つ・座る動作をくり返します。

骨折を防ぐには、ロコトレに加えて食生活で骨の材料となる食材をとりましょう。

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