ジェネリック医薬品編

ジェネリック医薬品で賢く健康管理を

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ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分・同じ効能で、効果も安全性の面でも安心して使える医薬品です。

医療の質を落とすことなく、味やにおい、形状を変えるなど、使いやすく改良されたものもあります。家計や年々増え続ける国民医療費の削減にも繋がるため、国はジェネリック医薬品の普及をすすめています。医療費の自己負担額を軽減でき、使う人にも家計にもやさしいジェネリック医薬品を上手に利用して健康管理をしましょう。

ジェネリック医薬品について正しいと思う欄にチェックをしましょう。

効き目と安全性はお墨つき

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ジェネリック医薬品の効き目は先発薬で確認済みです。さらに、安全性は厳しい品質再評価の試験を経て、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。

使用している有効成分は新薬と同等なので効果・効能はほとんど変わりません。しかし、有効成分以外の添加剤はメーカーごとに微妙な違いがあるため、飲み合わせなどが新薬と異なることもあります。

新薬からジェネリック医薬品に切り替えるときには、試しに一週間分などの短い期間から変更できる分割調剤を利用しましょう。新薬に戻したいときは、すぐに戻すことができます。

ジェネリック医薬品に変更するには

ジェネリック医薬品は内服薬だけでなく、外用薬や点眼剤などもつくられています。ただし、ジェネリック医薬品への変更を医師が認めない場合や、新薬しか発売されていない薬もあります。医師や薬剤師によく相談して変更・使用しましょう。

診察時にジェネリック医薬品を希望していることを伝えましょう

診察時、医師に相談できなくても処方箋に【変更不可】の指示がなければ薬局でも
変更可能です

医療機関や薬局では、シールを貼った保険証やおくすり手帳、またはカードで意思表示できます

どの医療機関で処方されても、決まった調剤薬局『かかりつけ薬局』で処方してもらうようにしましょう。かかりつけ薬局を決めておくと、薬剤服用歴などを管理してくれるので、より安全に薬を使用できます。

また、薬局で作ってくれる『お薬手帳』も薬の安全な服用やあなたの健康を守るのに役立ちます。

何でも相談できる『かかりつけ薬局』と『お薬手帳』を活用して、薬と上手につき合っていきましょう。

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