打倒!メタボリックシンドローム
内臓脂肪の蓄積にご注意!
 メタボリックシンドロームとは、おなかの内臓のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満に加えて、脂質異常、高血圧、高血糖のうち二つ以上をあわせもった状態です。この状態を放置していると、動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中など命にかかわる生活習慣病を引き起こす危険性が急速に高まります。
 内臓脂肪は、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣が原因となって蓄積されてしまいます。生活習慣の改善で内臓脂肪を減らして、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
内臓脂肪の蓄積をチェック!
肥満の判定によく用いられるBMI(体格指数)ではなく、腹囲で判定します。
  • 朝起きてすぐや入浴前など、毎日、決まった時間に測ろう。
  • 自分の体の変化を把握するために、計測結果を記録しよう。
体重
服の重さが計測結果に影響するため、何も着ないか、下着姿にし、毎日同じ姿で測る。
腹囲 (おへそまわり)
  1. おへその高さに巻き尺を合わせる。
  2. 水平に巻かれているのを確認し、息を吐き切ったときに測る。※ほかの人に測ってもらうと、より正確に測れます。
●男性85cm以上、女性90cm以上 (内臓脂肪面積が100cm2以上に相当)だと、内臓脂肪型肥満が疑われます。