中津川かおり

撮影:原 ヒデトシ  スタイリング:宮澤由香

料理制作・監修 中津川かおり(管理栄養士・料理家)
なかつがわ かおり food studio mamma 主宰。東京家政大学大学院食物栄養学専攻修了。大学や専門学校などで講師を務める他、レシピ・商品開発、テレビ・雑誌のフードコーディネイト、メディア出演などで幅広く活躍中。著書は『はじめてでもかんたん! 日本の料理』『はじめてでもかんたん! おべんとう』(ともに、国土社)など多数。

くるみ入りの香ばしいねぎみそが
白身魚の上品な味わいを引き立てる

さわらの
ねぎみそ焼き

色とりどりの野菜に秘められた
「ファイトケミカル」に注目!
野菜に含まれる色素、香り、苦み、辛味などを構成する成分のことを「ファイトケミカル」といい、抗酸化作用、免疫力向上などの機能に特色があります。主に野菜の「色」によって含まれるファイトケミカルの成分や機能が異なるので、日頃から意識してさまざまな色の野菜をとるように心掛けましょう。

材料(2人分)

さわら(切り身) 2切れ
少々
青ねぎ 1/4束(15g)
くるみ 3かけ
A みそ 大さじ1と1/2
砂糖 小さじ2
小さじ2
ラディッシュ 2個
B 大さじ2
砂糖 大さじ1
少々
大葉 2枚

作り方

さわらの切り身は塩を振り、10分ほど置いてキッチンペーパーで水気を拭き取る。
青ねぎ、くるみはみじん切りにして、Aと混ぜ合わせる。
ラディッシュは、薄くスライスしてBに漬け込んでおく。
①を魚焼きグリルに入れ、両面が焼けたら、上面に②を薄くのばして塗り、軽く焼き色がつくまで焼く。
器に大葉を敷いて④を盛り付け、③を添える。
クロロフィル
青ねぎの緑の色素成分クロロフィルは、抗酸化作用や血中コレステロールを下げる働きがあるとされています。
アントシアニン
ラディッシュの皮の赤紫色の色素成分アントシアニンは、ポリフェノールの一種。活性酸素を抑える働きがあるとされ、動脈硬化予防、老化予防などにもつながるといわれています。

メニューへ戻る

Copyright (C) 社会保険出版社 All Rights Reserved.